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Thursday, December 08, 2005

73.涙の連鎖

こんにちはプリケツです。

少し前の話。
友人Aちゃん(以下A)とのある日の会話。

プ:何ていったっけ?ホラ、ロードオブザリングで
  エルヴァーンエルフの役やってたカコイイお兄さん。

A:私ロードオブザリング観てないよ~(ニコニコ)

プ:兎に角ね、すごくカコイイの!
  (それしか言うことはないのか!表現貧弱。)
  最近公開になったその人が主演の映画を観たい~
  映画のタイトルは、、えーっと何だったっけ

A:何だろう・・・?

プ:んっとね、仕事で失敗して恋人に振られてお父さんが
  亡くなって、人生どん底に立たされたお兄さんの話。
  TVCMやってる~。

A:ああ、わかった!
  おすぎが「幸せな人は見ないで下さい」って
  言ってるCMの?

プ:そうそう、それっ!!

     -ほんのしばらくの間無口になる二人-

A:・・・・・・。

プ:・・・・・・・。

A:一緒に観にいこうか?

プ:うんうんうんうんうんうん。いくいくいくー。

というわけで観てきました「エリザベスタウン」。
※公式ページはこちら

観る前に念のためamuiさんのサイトをチェック。
amuiさんのところではアジア映画を専門に取り上げているものの、時折、洋画評やドラマ評もあったりするので、参考にしています。
・・・例えば。ブラザーズ・グリムの記事に大笑いしたり、日テレ版「理由」の記事に激しく頷いてみたり(笑)。
エリザベスタウンに関する記事はなく、他にはこれといった事前情報を仕入れないで映画館へ。

元来涙腺がゆるゆるなプリケツ、観る前から泣きそうだなぁ、と思っていたのですが、自己診断だけにその予想は裏切られず、いっぱい泣いてきました。
しかし、本編始まる前のCM部分から大泣きしているっていうのはどういうことですか?自分。

生まれてこの方東京から出たことがないくせに、有楽町マリオンへは行った事がない!という絶滅危惧種指定寸前のAと日劇の前で待ち合わせ。

プリケツ自身もマリオンは久しぶりなのでかなりワクワク。
予めAが手配してくれていた席に着いて劇場内が暗くなると、もう、なんだかそれだけで涙が出てきたのでした。

プ:む、何故っ。あ、そうか。
  暗い→リラックス→ストレスからの解放
               →その象徴としての泣く行為
  …いや、泣くことそのものがストレス発散?

なんとか自分の中で折り合いをつけつつ、映画本編に集中。

集中。。。。

集中。。。。。。。

プ:うぉ。現代青年になったオーランド・ブルーム(*1)って、
  昔好きだったアノ人に似てるっ!!
  ワタシって面食いだったのカ!
        ・・・回想中・・・
  あ、そうでもないか。。(失礼) 

*1:オーランド・ブルームはこれまでロード・オブ・ザ・リング、
  キングダム・オブ・ヘヴンなど、中世(またはそれを意識
  した設定)が舞台の映画への出演がほとんどだったの
  ですね。

この映画、オーランド演じる主人公ドリューがどん底に落ちた後は、日常風景とか人々の会話とか、自分のすぐ隣に普通にありそうなことがそこにもここにもちりばめられています。
例えば、ドリューとヒロインクレアが夜通し電話をするシーン。
あぁ、あるある、こんな長電話。電話を続ける間に変化していくドリューとクレアの心情。ちょっぴり駆け引きに出てみるクレアの想いが手にとるように良くわかって、ヒロインではなく“隣のクレア”的存在に(笑)。

ポロポロと意味のない涙を流し続けながら、それでも映画に引き込まれていきます。

途中、ドリューがホテルの部屋のTVで昔の映画を観るシーンまでは順調(?)に、静かに流れていた涙ですが、このシーンがあることを思い出させてくれました。
その劇中の映画が最近リバイバル上映された時に一人で観に行ったプリケツ。
ちょっと悲しいことがあった後だったので、その時も新宿の映画館でポロポロ…いやボロボロ泣きながら映画を観たのですが、その時のことを思い出して、涙が止まらなくなりました。
うわぁーん。(心の中で反響する声にならない声)

涙は連鎖するのです。

これといって悲しいシーンが出てくるわけではないのに涙を流しながら映画を鑑賞する怪しいヤツ。
館内が暗くてヨカッタ。

お話は淡々としていますが、監督キャメロン・クロウの選曲センスは評判どおり秀逸。
映画の後半で出てくるクレアの選曲には思わず唸ってしまいました…泣きながら(笑)。
誰か(というか複数レーベルで協力して)、このクレアの選曲を2枚組CDとかにまとめてくれないものでしょうか。迷わず買うんだけどなー。

この映画の一般的な感想は、「さわやかな感動」ということになりそうなのですが、本編前のCMから泣きつづけていたプリケツの顔は明らかに“爽やかさ”とは相反するもの。

館内が明るくなった後、隣に座っていたAがプリケツの顔をまじまじと見つめて言葉を詰まらせていたのが印象的です。

たヴン。
この映画は、おすぎさんのナレーションみたいに

「誰を愛したらいいかわらかない人、誰かに愛されたい人」

・・・な人にはきっと効き目があり、そして、プリケツのように、

「最近なんだかちょっと疲れてるのよね、ワタシ(オレ)」

という方にもオススメできる映画だと思うのです。
男性一人でも大丈夫ですよ。

もちろん、プリケツのように泣くのは例外中の例外です。
でも、きっと、少しだけ、心が軽くなります。

それにしても。
これでもかというほど涙をこぼしているのに、
涙は決して枯れることがありません。
ハンカチに吸い込まれ、蒸発して雲になって、雨に変わって、
そうしてまた頬をつたう涙。

・・・・・

・・・・・・・。

!!!!

…自然に優しい水分補給。
  これからの乾燥した季節には欠かせませんね!(違っ

後日談:
以前ホクホクパラメータで書いた“探していた映画のサントラ、最後の1枚”は、このエリザベスタウンのサントラ。同じく、レジで偶然見つけたおまけつき特別鑑賞券もこの映画のもの。
という訳で、プリケツの手元にはまだ映画鑑賞券が2枚もあるのでした。
もう一度観に行きたいようなそうでないような。
どうしよかと迷い中。むーん。

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Comments

私はトオルちゃんのこの映画を観る予定はないのですが、プリケツさんかーなり、お疲れの様子ですね。でも、映画を観て泣けるうちは大丈夫よ。『私の頭の中の消しゴム』を観に行った知り合いは、疲れ過ぎていて泣くどころか、爆睡して来たそうですから。

Posted by: amui | Thursday, December 08, 2005 at 10:04 AM

ワタクシ、生まれつき涙腺がなかったんじゃない?
かと思う位泣いた事がありません。
直近で泣いたのは…。
93年暮れの有馬記念、なけなしのお小遣いをはたいて
買ったナリタブライアンの単勝馬券を
おじいちゃんに取り上げられて以来です。。。。

Posted by: しゃけ | Thursday, December 08, 2005 at 10:23 AM

前半の流れにウケましたw

いわゆる感動モノ?の映画はめったに見に行かないのだけど、ちょっと見に行ってみたいかもー、と思いましたですよ(*'∇')

でも泣くと鼻水ずるずるしちゃうのよね…。

Posted by: C猫 | Thursday, December 08, 2005 at 02:05 PM

涙もろくなって、少しの感動ものでもウルウルきたりしてしまいます、最近は
けど声出すことはな無いんですけど
声を出すこと、涙を流すこと一度にやると結構体力を使って終った後はスッキリしたり

Posted by: Cの人 | Thursday, December 08, 2005 at 06:35 PM

amuiさん:
うは。そういえば、プリケツの隣に座った人も明らかに寝てました。
みんな疲れてるのねぇ。と思ったものです。

しゃけさん:
パワフルおじいちゃん!!
直近が93年てすごいですのー。悲しいことが少ないのは良いこと。うんうん。

C猫さん:
鋭いっ。文字にするのは控えたんだけど、実際は、ズルズルもしていました(笑)。

Cの人さん:
うんうん。声をあげて泣くということはほとんどないんですが、確かにそうなった後はすっきりします。
泣くパワーもすごいものです。
 

Posted by: プリケツ | Friday, December 09, 2005 at 07:47 AM

映画みて泣くのもいい事ですよ~。
なんて私も涙腺弱いのでス。
気恥ずかしさはあるかもしれないけど泣けるうちがきっと華ですよね。

良い映画は何度みてもいいですよ~?

Posted by: ケイ | Friday, December 09, 2005 at 08:51 AM

ケイさん:
確かに~。泣けるうちが鼻いや、華かもしれません。ちょっと恥ずかしいけど、いつも正直にいたいなーと思います。
も、もう一度観に行こうかしらっ。。。。。

Posted by: プリケツ | Saturday, December 10, 2005 at 02:26 AM

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